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よくある質問

「税務調査の基礎知識について」のよくある質問

Q1.税理士によって税務調査の結果は変わりますか?

A1.大幅に変わります。

税務調査の経験・知識が少ない税理士は、調査官の言いなりになりがちで、的確な反論ができません。
税務調査で負担することとなる税金は、税理士によって数百万円単位で変わることもざらにあります。
税務調査を税理士へ依頼するときは、どんな調査に対応したことがあるのか税務調査の経験値で選ぶことをお勧めします。

 

Q2.調査官の質問に対して、どのように回答すればいいですか?

A2.調査官は、税金をとることを目的とした質問をしてきます。

例えば、調査官から強い口調で「~だったんじゃないですか?」と質問をされたとしても、事実と異なる場合はしっかりと反論しましょう。また、記憶があいまいな場合にも、「そうだったかもしれません・・・」と同意することは避け、「昔のことなので覚えていません」と正しく主張してください。

 

Q3.税務署から連絡がきたら、何をすればいいですか?

A3.税務調査では必ずチェックされるポイントがあります。

以下のポイントを押さえて、しっかりと説明ができるよう、過去の帳簿をチェックし、内容を確認しておきます。

①日々の取引内容の説明
調査前に必ず質問されますが、曖昧な回答をしていると、何か隠しているのでは?と疑われ、調査が長引きます。

②売上の根拠資料と、帳簿の売上計上額が一致するか確認しましょう。
例えば、飲食店の場合、領収証と売上計上額の一致や、予約表と売上計上の有無がチェックされます。

③手元の現金と、現金出納帳の金額を一致させておきましょう。
現金管理が適切に行われているかで調査官の心証はかなり変わります。

 

Q4.調査までに準備すべき資料は何ですか?

A4.3年分の確定申告書、総勘定元帳や固定資産台帳などの各種帳簿、売上や経費の根拠資料となる領収書・請求書・レシート、その他銀行通帳など、申告書を作成するために利用した資料を準備します。また、顧客リストなど、帳簿作成に直接は必要のない管理資料もチェックされることが多いので準備しておきます。

現金売上の領収書控えや、お客様の予約表などは、特にチェックされますので、資料間の整合性が取れているか事前に確認しておきましょう。

 

Q5.調査初日はどのような流れになりますか?

A5.初日は、通常10時に始まり、夕方4時に終わります。

お昼休憩が12時~13時の1時間入りますので、実質は5時間程度です。
午前中は、事業の概要や帳簿の説明などのヒアリングで終わることが多いです。
ヒアリングでは、仕事内容や、取引先の確認、業界動向や社長の経歴などを聞かれます。このときの説明と、決算書の内容が違っていると、何か隠しているのではないか?と疑われてしまうので、適当な説明はせず、事実をしっかりと伝えてください。
お昼休憩をはさみ、午後になると帳簿や各資料のチェックが始まります。特に売上や仕入、在庫の計上が適切かチェックをされます。

このとき、一番発見されやすいのが現金売上や雑収入の申告漏れです。領収書は作ってあったけど、売上の経理処理がしてなかった場合や、領収書が何冊もあり、控えが残っていなかったりすると厳しくチェックされます。

 

Q6.調査官の指摘により、申告内容に誤りが見つかった場合はどうなりますか?

A6.調査官から指摘された申告内容の誤りが納得できるものである場合には、修正申告という手続きを行い、本来の正しい売上などに直した申告書を作成し、税金を払います。

 

Q7.追加の納税額には罰金も加わりますか?

A7.過少申告加算税・延滞税といった罰金のようなものが加わります。また、悪質な過少申告と判定されると、この他にも重加算税が加わるとともに、調査期間が7年に延長されることもあります。